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ジユウジカン

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  • 07/19/07:31

12.30.00:53

人を愛するということ

堤さんが、どんな天才数学者を石神の中に見い出し、
どんなふうに演じたのか、見てみたくて、

『ガリレオ』にはあんまり興味ないんだけど、
(すみません)

『容疑者Xの献身』を見ることにしました。

くどいようですが、
冒頭の有様なもので、無論、劇場まで足を運んでおりましぇん。
(何か背後から、痛烈な視線が・・・泣)


私が堤さんを初めて拝見したのが、TVドラマでした。
母がフォーリンラヴってしまったので、よく覚えています。
和久井さんと共演された、『ピュア』。

目は好きだけど、
なんだか近寄りがたい雰囲気のひとやなー・・と思ったのが始まり。


当時から、何かに関して面白いことが好きだった私は、
普段見られない撮影現場で起こる、
ありとあらゆる予想外のデキゴト、つまりNGを集めた番組も好きで、

『ピュア』のNG集を見たときに、堤さんの見方が180度変わりましたよ。

撮影の合間に、そこらへんにあったらしき、
子供用の三輪車にまたがって、ガキ大将のようにはしゃぐ、

きらっきらした堤さん。

・・・今思えば、あれは反則っすわー。自分、ギャップに弱いっす。

ちぇー。
仲良くなりてへー。
本気で思ったもんね。ふふん(←?)



だもんで、

ここらへんとか、もうずっと、
それこそぶっちゃけ、ミレニアム迎えてから何年後かに、
舞台で、生堤さんを拝見できるとは、想定外でした。

舞台に立つ堤さんの、いきいきとした表情!動き!

こーれは。
・・・・・反則っすわー、これはもうイエローカードもんですわー、
舞台だとこんな役であんな顔もするんやー・・・


妄想による、のろけではありません。失礼。

なので、
いつもクールだったり、勇ましかったり、俺様だったり、
そんな堤さんしか、見ていないので、
今回の、なんだか猫背で影をしょってそうな石神を、
どう演じるのか、とても興味がありました。

石神に“裏の顔”が存在するとして、

そのときに、身の毛もよだつような目で中空を切り裂くような顔に豹変したりするのか。

さもなくば、なんだか魂が抜けたみたいな表情をしているけれど、
湯川に再会してから、元気でそれなりに明るい感じのキャラになっていくのか。

お弁当屋さんに立ち寄ったときの石神の動向で、
松雪さん演じる女性のことを、密やかに想っているんだな、
というのは、言葉すくなでありながら、リアルに感じ取れました。
(並大抵の役者人生じゃ、絶対できないっす!他の役者さん方に関しても同じくっ!)


だけれど、石神は最初から最後まで、やさしい目をしていました。

最初と最後で違うかなと感じたのは、
目の奥に宿すやさしさの度合いが、どんどん深まっていっていたこと。


石神のやり方は、許されるものではない。

許す許さない以前に、それは魂のぼうとく。

しかし敢えて言う。
石神は、本当に本当に、優しいひとなのだろうなと。
ただひたすらに、優しい。
優しいのかたまり。
優しいだけの、ひと。

ただひたすらに、優しいだけのひと。



・・・つらいよ。
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