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ジユウジカン

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07.16.16:57

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  • 07/16/16:57

08.21.19:07

エレベーターB1階はセットの中

へんてこりんな夢をみた。

夢は逆夢というけれど、
色と声と言葉と、
そこで自分がどんな行動をとったかを結構きれいに覚えているので、
意外と、似たような体験をしちゃったりするのかも!!

(いや、なさそうなほうに一票・・)

それにしても、不思議な不思議な流れでございました。

場所は、なんとなく梅田芸術劇場メインホール内。

もすこししぼったら、かんぺき真っ暗ですよの一歩手前ぐらいの客席は、
どう見渡したってガランガランに空いていて、
ところどころ埋まっている座席には、業界人さんたちが
下見の下見といった感じでいらっしゃっているニュアンス。

リアルではぜんぜん知らない人たちと、私もそこにいて、
でも、その夢の中では普通の親しい友達で、

そんで、がっつり照明があたっている舞台上には、

本番さながらのメイクと衣装に身を包んだ、

新 感 線 の 人 た ち がおられるのだ。(うおおぉぉおおっっ☆)

いのうえさんとか、いのうえさんとか、いのうえさんも、
我らと一緒の客席側にいて、
ときたま、役者さん方に指示を出したり笑ったりしていらっしゃる。

たぶん、振り返ったら、
どこかの席に、川原さんと前田さんもいたんじゃないかと。


五右衛門みたいなかっこうをした古田さんが
見得をきって、客席通路を走り抜けるシーンで、

階段を降りる途中途中で、何度か立ち止まり、
私の右隣の、隣の隣ぐらいに座っている、ぜんぜん知らない友達と、
なにやら視線を合わせてては変顔を競いつつ、
客席中ほどにある通路を駆けて劇場から消えていく。

うっらやましい!と心のどこかで思いながらいるけど、
そこでは私も普通に関係者なので、
たぶん「なにをジャレとるか」とか、呆れ顔で見送っているんだと思う。


稽古の小休憩時、舞台で各々に動きをチェックしたり
談笑をしたりしている役者さんたちを尻目に、
古田さんは客席のいのうえさんのところで、さっきの友達も混ざって談笑。

私はなんだか手元の分厚い紙束だか、資料だかなんだかよくわからないものを
ひっきりなしにめくって、指と目で文字列を追っては、
またせわしなく分厚いそれをバッサバッサとめくって何かをチェック。

何を調べてんのかわからないけど、
慣れた手つきでございましたよ、ええ。


で、突然場面が一変して、客席最後部の出入り口に。あの友達と私!

客席もロビーも人があふれかえっていて、
開演前か、途中休憩っぽい雰囲気の中、
そろそろジューダス流れるかな~という絶妙なタイミングに、
他の誰にも見つからないように、体をぐんと屈めて、
一階の最後部座席のひとつの、背もたれと通路の境目にある、
10cmぐらいのスキマに体を滑り込ませて、猛スピードで落下!!

気づいたら、
関係者専用エレベーターの一階扉の前にいて、ふたりして忍び足で
こそこそ移動しながらプランを練って、吹きそうになるのを堪える辛さは
なぜだかリアルのように感覚が生々しいんだけど、あくまで夢。


二人してこっそり紛れ込んだのは、にゃんと本番真っ最中の舞台。

どんな演目か知らないけど、
とりあえず古田五右衛門がいて、
よし子姐さんはクイーンロゼのようで、
カナコさんは洋風蛮幽鬼っぽいたたずまいでいて、
兵士がいたり衛兵がいたり、メタルマクベスの北村さんのような方がいたり、

そんなときに、ちょうど
舞台中央に出て大切な台詞を言わなきゃならない誰かが
タイミングを逃して出そびれて、舞台上が「あ、まずい・・」という雰囲気が立ちこめた瞬間に、

あの、古田さんと雑談できて一緒にここへ降りてきた友達が、
いつの間にかその登場位置に移動していて、
さらにさっそうと(場違いな私服のまんまで)登場。
ちょっと違うけど、意味は通じるなんかの台詞を大声で言い放って、
舞台美術さんの作った城壁に潜んでいた私が、飛び降りていって混ざり、
友達の言葉をフォローする、聞いたこともないような台詞を、
みっつぐらい、軽やかに言い放って
危機一髪で話が途切れずに進行し、
やっぱり場違いな私服のまんまの私も揃って舞台の奥へ消えていく。

という。。

また場面が変わって、
今度は私ひとりだけが、客席の最後部座席のスキマをくぐって一階へ。

目の前のエレベーターの扉を無視して、
地下へいけるコンクリートの階段を静かに急ぎ足で駆け下りる。
たどり着いたのは、さっき飛び降りた城壁の内側で、奈落。

消化器の設置がなぜかあって、ひんやりしたコンクリートの壁と
いろんな小細工がほどこされた奈落の中は、
大道具さんが作ったであろう階段や、
細かい小道具の数々が転がっていて、
なんだか心底「やばいんじゃない?」と思った記憶があるよ。

その場にいる自分も、
夢だと認識している自分も、同時に、絶 対 や ば い よ ね ?と、
身をこわばらせて、消火栓のそばの壁に
背中を吸盤のように張り付けて息をこらし見つからないことを祈ってた。(爆)

すると、軽快な捨て台詞のあとに、
古田さんが奈落に向かって階段を駆け降りてきて
やべぃ、見つかーる!!と思ったら「ゎびっくりしたあ」と言って、
奈落から、関係者通路を抜けて居なくなった。

間髪いれずに、頭上から怒声。

髑髏城の七人で、天魔王に仕えていたときのような
ブラックなコスチュームに身を包んだよし子さんとカナコさんが、

「おのれ、恐ろしく逃げ足の速いやつ」とか

「そんなところに隠れても無駄だ!おとなしく出て行け」
「我が居城に小汚いねずみが迷い込んだな、あちこちで粗相をされては困るぞ!」

とか、途中から、逃げられたら困るんじゃねーのかよと、
客席から笑いがもれる台詞がいくつか飛び出て

でも、視線はグサグサと私に注がれていて、
お二方の目が「なんであんたがセットの中にいるんだよ」という
警告をうながすような視線で、私はただただその場で
エアごめんなさいの仕草を延々と続けている。


・・・・・と、いう夢でした。

他にも、楽屋訪問を楽屋の一歩手前で超悩み始めるのとか
ちょこちょこと間に挟まっていて、濃厚な。

長くてすみません。

本当になんというか、な、夢でございましたよ。

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