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ジユウジカン

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03.29.22:45

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  • 03/29/22:45

12.04.01:35

クリスマスまで待って!!

“舞台”でも観たけど、

それだけじゃ毎日が苦しくて苦しくて、
ついにオークションもどきに手出しして
云万円で正規のチケット購入もした。

そいでもって、強行した日帰り弾丸お一人“蛮”様ツアー。

値段じゃないんだよね。
その時その時、二度と同じ瞬間に出逢うことができない、
この、生きている【もの=舞台】は、
私が舞台好きになるきっかけをつくってくれた、云年前の気持ちが
鮮明に鮮明に甦って、まるで当時のもどかしさの再現のようだったよ。

当時の、それの当日は、
時計と睨めっこしながら開演時間を指折り数えていた。

対人に恐怖感がたまらなくあった時期でもあって、
地上移動手段では、決して乗り換え無しで行ける劇場でもなくて、
到底、たったひとりでの遠出だなんて、
おおげさかもしれないけれど、当時の私には、
“回天”に乗るぐらいの決意の中の決意の中の決心が必要なぐらい恐かった。
誰もなんにもしてこない。
知ってるけど、対面車線が渋滞しているときの対向車すら恐かったんだ。

どうやって息をしていたかとか、
ぼーっとしているときの焦点はどうしてたかとか、まるで分からなくなる。
挙動不審になる。変なやつだと思われる・・

そんな私を、
宿泊先も決めず、無いとも限らない当日券だけを頼りに、
ありったけのお小遣いを握り締めて、人生初の一人旅に出させた。

向かう先は、広島県。
目的地は、アステールプラザ。その、大ホール。

ギリギリまでのた打ち回ったから、最初の電車もギリギリに乗車した。
無意識に必死で、乗り換えにも成功して、どうか早く着いてくれと願うばかりだったよ。
どんな季節だったかよく覚えていないけど、
灼熱の太陽と、吹きすさぶ雪には関係のないときだった。
そのときに着ていった服は、お気に入りだったから、
すごくよく着ていて、翌年のおなじ時期にはもう無かったと思う。

コールデンウィークか何かを挟んでいたのかな。
どちらの乗り物も空席がなくて、当時の私に相席など冷や汗ものだから、
地元から広島へ着くまでの約6時間強、ずっと
車両接続部分みたいな洗面所のあるあの戸外で、直立のままでいたなぁ。

どうあっても観たくて、会いたくて、私はそのときだけ自分に大勝利した!


あのときの気持ちが、そっくりそのまま自分の中に沸いていて、
本当に苦しくてどうしようもなかった蛮幽鬼。
オークション、高かったなぁ(苦笑)
もう今はほとんどひとりで動けるし、チケットも買っちゃった。←
知らない劇場じゃないし、日帰りの方法も手段もたくさん思いつく。

行ってよかった。 また観に来られた! また会えた!!
私はシアワセモノだ。噛み締めるけど、本当はまだまだ会いにきたかった。

そうして告知された、まさかのゲキシネ蛮幽鬼に、諸手を挙げて喜んだものだ。

阿修羅城(初演)のときみたいに、ソラで台詞を言えるぐらいになるぞ。

公開初日までカウントダウンをして、
始まってからは自分が、さていつ行けるだろうかと毎日数えた。

なかなか目途がたたなくて、
そうこうしているうちに、『鋼鉄番長』東京初日を迎える。
日数ばかりが過ぎていく中で起きた、信じたくない衝撃がありました。
私が知っている中で、こんなに心が痛む事態は他に思い当たらないほど、
どんなに悔しいだろう、
どんなに悲しいだろう、
どんなにつらい苦しい思いをしているんだろう、と
自分ではなく、いつも板の上を走り回っている元気な方々の、
そんな、計り知れない心に思いを馳せて涙が止まらなくなる。

ゲキシネ『蛮幽鬼』、なんとしても観なければ。
出ていらっしゃるもの。スクリーン越しに、元気玉を念で送らなければ。
この日から、ただ再び観たいという思いだけではなくなりました。
そしてまだ、行ける目途がまったく立たずにいる私。

神さま、仏さま、サンタさま、
目的地は絞ったよ。サンタクロースの歌も聴きたい。
サンタさん、サンタさん、あなたの歌をスクリーンの向こう側にいる方にも届けたいんだ。
他にはなんにもいらないから、
どうかクリスマスまで、蛮幽鬼が観られますように。。
観られますように。
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