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ジユウジカン

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05.16.08:07

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  • 05/16/08:07

08.31.23:56

側近だった者と、隠密だった者

初日の幕が開いてそう遠くない
16日のソワレ、17日のマチネに行ってました。

あんまり大口叩いてはこなかったけれど、
この際なので、ざくっと書いてしまおう。言ってしまおう。
ふんふふん たる数々を。


一言で言うと、つまらん。


はっきり言おう。 私は、こんな髑髏城を観たことがない。


目標値が散々で、なんとまとまりのないことよ。

役者の力がごっそり殺がれ、役に呑まれて動くに動けない。
必死さのほうがビシバシ伝わってくるあまり、
本当は、思わず吹いてしまわずにはいられないであろうシーンが、まったく笑えない。

手練れの髑髏党メンバーのバックアップがあって、
聖子さんの贋鉄斎が居なかったら、
たぶん、まゆねをひそめて直視できなかったと思う。


天魔王と蘭兵衛は、まだ役に浸透しきっていないなりに、
板の上では堂々としていて勢いの強弱も、及ばずながらいけていたと思う!

天魔王が面を外したときに垣間見せる狂気、
あれはぞくりとした。
これからも、遠慮なく、益々、どんどん狂気にまみれていってもらいたいである!


蘭兵衛さんは、蘭丸に戻る(?)前と後での豹変っぷりに、
いっそう研きがかかってくれたら、
天魔王の手に堕ちたあとも、もっと期待できそう。

天魔王は狂気だけれども、
蘭丸は“真っ直ぐな歪んだ忠誠心”が炸裂してほしいである!


大問題なのは、捨之介すけスケ。

最初の第一声を聴いたときは、驚いた。
声のトーン高っ!!たったかっ!!
せっかくのキメ台詞にドスがきいていなかったり、勢いが足りなかったり、
ああもったいないですよ~。
いい役者さんなのに、どんな捨之介が出るか期待していたのに、

捨之介がすっげー弱そう!かつ、超普通の人そうじゃまいか。

二回目に観たとき、ちょっと改善されている
・・・よ う な 気 が して、よしきた!と思いましたよ。

のびしろは、まだまだあるはず。


まだまだみんな、役を乗っ取れるはず。

役に振り回されている今とは正反対に、役を吸収して乗っ取れるはず!

そんでもって、本物の新しい髑髏城の七人になって
絶対に日の目をみるんだ。

そう信じられるほど、
まだまだ、まだまだまだまだ、この私には彼らの未開拓の領域が見えた!

・・・・・ような気がした!!

まだまだ変わるぞ、零髑髏。
私はそう信じて、みなさまの成長を遠くから祈り続けます。
がんばれ、ワカドクロ!!
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